1月23日の探偵ナイトスクープでの依頼というのが、「6人兄妹の長男を代わって」というものだった。
依頼者は、小学6年生の長男。下に10歳、8歳、5歳、2歳、0歳の兄妹がいる。両親が共働きで忙しく、親が不在の時は長男の少年が家事、育児をしている。
放送直後に視聴者から炎上の声が多発。
さて、炎上になった少年の日常とも言える「ヤングケアラー」とはどんなものかを見ていきましょう。
炎上した背景
依頼者の長男(小学6年生)の母親は会社経営。父親は母親の会社の手伝いをしながら、長男と家事を分担。普段は父親と家事を分担していると言うのだが、父親は仕事へ向かってしまい、長男だけが霜降り明星せいやと取り残される。
少年の「普段」を任せられる事になったせいや探偵。小さい子供のあやし、オムツ替え、その間も他の子が騒ぎだす。食事の時間になり、人数分のサンドイッチの用意に、食事の介助、大量の片付け。洗濯のたたみも大量にある。小さい子が寝てくれても、次の子が待っている、、、。
これが長男である少年の日常だ。
「ヤングケアラー」とは?
18歳未満の子供が、ければならなく、その負担によって日常の学業や友人関係、健康に影響が出ている子供の事。
ヤングケアラーの具体例
大人の代わりに、、、
買い物や料理、洗濯などの家事をしている、
幼い兄弟の世話をしている
障害や病気の兄弟の世話をしている
介護が必要な家族の見守りや声掛け
日本語が話せない家族や障害がある家族のための通訳
家計を支える為に労働をして助ける
アルコールや薬物、ギャンブル問題のある家族の対応
慢性的な病気の家族の身の回りの看病
障害や病気のある家族の入浴やトイレ介助
長男の胸の内
せいやが少年に代わってやっていることで、初「見てるだけで楽」と発した長男だが、こんな言葉も発している。
「同級生は自由に遊んでいて羨ましい。正直、長男をやるのに疲れた」
「生まれてから長男しかやったことがない。1日だけでもいいから次男になりたい」
「友達とみんなで集まってパーティーとか、お泊り会とかしたい」
せいやが少年にかけた言葉とは
長男である少年の「長男の役割」を代わったせいや探偵。短時間で、「これは大変やな」と疲労を見せる。だが、これは少年の日常であり、毎日の事。せいや探偵は、少年を抱きしめながら、「お前はまだ小学生や。大人になんかなんなよ」と話しかけた。
この言葉が、多くの視聴者の共感を呼んだ。
「ヤングケアラー」相談・支援など
では、「自分はヤングケアラーだ」、もしくは「あの子、ヤングケアラーかも、、」という悟ってしまった場合、どうすれば良いのか?
相談窓口
児童相談所相談専用ダイヤル(子どもの福祉に関する相談)
0120-189-783(毎日24時間)
虐待かもと思ったら、児童相談所虐待対応ダイヤル「189」
※日本財団フォスタリングマーク・プロジェクトサイトでは、全国の児童相談所を検索いただけます。0120-0-78310(毎日24時間)
いじめやその他の子供のSOS全般について、子どもや保護者などが夜間・休日を含めて24時間いつでも相談できる、都道府県及び指定都市教育委員会などによって運営されている、全国共通のダイヤルです。
0120-007-110(毎日24時間)
IP電話の場合はこちら(法務局電話番号一覧)(通話料有料)
受付時間:平日8:30~17:15
土・日・祝日・年末年始は休み
※通話料無料「いじめ」や虐待など子どもの人権問題に関する専用相談電話です。
まとめ
探偵ナイトスクープでの、ある少年からの依頼から発覚した「ヤングケアラー」。
多子世帯や、シングルマザー、シングルファザーの家庭がヤングケアラーの子供が多い傾向にあるが、子供が少ない両親揃った一般家庭でもヤングケアラーとしてやらざる終えない家庭もある。
だが、大人として「お手伝い」と「ヤングケアラー」との境をしっかりと線引きして大人の役割を子供達に背負わせない環境を作る世の中が大切である。



コメント