今年2026年1月中旬から、全国的に「インフルエンザB」の大流行で、学級閉鎖や学年閉鎖が次々に相次いでます。
去年2025年11月の秋ごろにも大流行した「インフルエンザA」。
東京都では、ワンシーズンに2度のインフルエンザの注意報が出されたのは17年ぶりだそうです。
17年前のパンデミック(大流行)の内容や、今年のインフルエンザの特徴などを見て行きましょう。
2009年は世界的なパンデミック。
17年前というと、2009年になります。この年のインフルエンザは、新型のインフルエンザ(A/H1N1pdm09)でした。2009年4月に確認され、6月にWHOがパンデミックを宣言しています。
新型インフルエンザとは?
殆どの人が免疫を持たないので、かかる人が多く、パンデミックを起こしやすい。鳥や豚と言った動物のウィルスが人から人へと感染したものなど。
新型インフルエンザに人類がかかり免疫を持つ事で、「新型」だったインフルエンザは、「季節性インフルエンザ」となる。
2009年の新型インフルエンザ(A/H1N1pdm09)も2011年4月には「季節性」のインフルエンザとなった。
2025年11月のパンデミックは変異株「サブグレードK」
今シーズンにで出来たインフルエンザ「サブグレードK」は変異株です。インフルエンザウイルスでよく言われる「A香港型」(H3N2)が変異したインフルエンザです。
サブグレードKは、2003年4月にイギリスで流行してます。そして、10年に1度クラスの流行を引き起こす可能性があると警戒されています。
サブグレードKの特徴
サブグレードKを分かりやすく例えると、ウィルスが糖の鎧の様なトゲの防衛服を着ていると考えて下さい。そうなると、私達の体の抗体はウィルスを見失ったり、戦いづらくなります。これを「抗体ドラフト」と言います。サブグレードKにかかりやすいことから、これが早期に流行を引き起こしている原因とも言えます。
症状
発熱・鼻水・咳の頻度が非常に高く、インフルエンザと言ったら「急な発熱と関節痛や筋肉痛」が特徴ですが、その症状は全体の9.8%と引くく、鼻水や咳が強くなる傾向があります。そして、若年層の感染率が高いことも特徴です。
2026年1月中旬からは「インフルエンザB」
さて、2026年に入った現在ですが、主にパンデミックとなっているのは、「インフルエンザB」です。
インフルエンザBの特徴
インフルエンザBは人から人にしか感染しなく、A型と比べて、系統の限定と変異の少ないので、突然変異を毎年繰り返す可能性は低く、パンデミックにはなりにくいと言われています。
パンデミックが起こりにくいインフルエンザBのパンデミックは何故起ったか?
今シーズンは全体として流行入りが早く、本来インフルエンザBは2月〜3月に出てきますが、今年はすでに1月の段階でインフルエンザBの増加傾向にあります。
これは、一度A型に感染して回復した直後で、免疫のないB型に再び感染するリスクがあることで今年は早くにかかる人が多く、インフルエンザBのパンデミックが起こってしまいました。
インフルエンザBの症状
インフルエンザAは、38℃以上の発熱、全身麻酔倦怠感、関節痛が多いのに対して、インフルエンザBは、Aほど熱は高くないこともあり、腹痛、下痢、嘔吐と胃腸炎や食中毒と間違えやすくあり、48時間以内の受診が必要となります。
予防方法
こまめな手洗い・うがい、良質でしっかりとした睡眠、免疫力を高める食生活、換気、加湿、ワクチン接種
オススメ予防方法は腸活
「腸活」という言葉をよく耳にすると思いますが、実は小腸には抗体や免疫細胞がたくさん集まります。小腸を活発にして健康にする事で、体の中に入ったインフルエンザなどの病原体などと戦ってくれる抗体を強くして、免疫を作ってくれます。「腸活」とは、自分の腸を健康にしようと活動してみることです。
健腸長寿
「健腸長寿(けんちょうちょうじゅ)」(栄養素の吸収と免疫の要である「腸」を健康に保つことが、健康で長生きすることにつながるということ)と言う言葉をヤクルト創設者・代田稔博士は提唱してます。
主な腸活
腸を元気にする食べ物を食べる、(乳酸菌が多く入ったヨーグルトや飲み物、納豆、キムチ、味噌、海藻類、きのこ類、大豆製品、バナナ、甘酒、漬け物、ガラクトオリゴ糖、ごぼう、玄米、玉ねぎ、オクラなど。)ストレスを溜めない、適度な運動、腸を冷やさない、良質な睡眠、排便リズムを整える。
まとめ
まだまだインフルエンザがパンデミック中である今シーズン。かからない為の努力をしてみる事は、かかってしまった時の重症化のリスクを下げてくれます。
予防するという、早めの行動を是非してみてはいかがでしょうか?


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