岡山大学教員がアカハラで懲戒処分。内容は?アカハラとは?

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岡山大学の60代女性教員が非常勤講師に対して、アカデミック・ハラスメントを行ったとして20251225日付けで停職2ヶ月の懲戒処分を受けました。

一体、どんな事が起こったのか?「アカデミック・ハラスメント」=所謂「アカハラ」とは?どんな事なのかを見て行きましょう。

アカハラその内容とは?

岡山大学によると60代女性教員が非常勤講師に対して、20244月〜11月ごろに少なくても6回、約2〜6時間に及ぶ業務上の連絡として長時間電話をかける、大量のLINE(ライン)メッセージを送るなどをした。

2024610月には大学院生の授業と指導をさせたが、これも非常勤講師にとって契約業務外であった。大声での叱責などはなかったという。

発覚と大学のコメント

被害を受けた非常勤講師が20251月、岡山大学のハラスメント相談窓口に相談したことで発覚。大学側の調査を経て、「アカデミック・ハラスメント」と認定されました。60代女性教員は、大学の聞き取りに対して「非常勤講師と大学には迷惑をかけて深く反省しています」と話しているということです。

岡山大学によるコメント

20260204

このたび、本学職員に対し、以下のとおり懲戒処分を行いましたので公表します。

1. 被処分者  教員(女性 60歳代)
2. 決定年月日 令和7年12月25日
3. 処分内容  停職2月

< 事案の概要 >
被処分者について、非常勤講師に対し、複数のアカデミック・ハラスメント(深夜にわたる長時間の電話連絡等)と認定される行為があった。
当該行為は、国立大学法人岡山大学におけるハラスメント等の防止及び対応に関する規程第3条に違反するものであり、国立大学法人岡山大学就業規則第67条に規定する懲戒事由に該当する非違行為であることから、同規則第68条第1項第3号に規定する懲戒処分(停職)とした。

< 学長コメント >
この度、教員がアカデミック・ハラスメントを行ったことは非常に許しがたい行為であり極めて遺憾です。
ハラスメントは、被害者の心身に深刻な影響を及ぼすだけでなく、本学の信頼性と機能そのものを損なう重大な行為であり、絶対にゆるされるものではありません。
被害にあわれた方、関係の方々に深くお詫び申し上げます。
この事態を真摯に重く受け止め、全学をあげて更なるハラスメント防止対策を徹底し再発防止に取り組むとともに、ハラスメント行為に対しては引き続き厳正に対処してまいります。

< その他 >
本件に関する行為の詳細並びに当事者に関する情報については、被害者のプライバシーの侵害及び二次被害を与えるおそれがありますので、公表を差し控えます。

【本件お問い合わせ先】
コンプライアンス推進室
(電話番号)086-251-7146

引用:https://www.okayama-u.ac.jp

アカデミック・ハラスメントとは?

そもそも「アカデミック・ハラスメト」とは、どういうものなのでしょうか?

「アカデミック・ハラスメト」通称「アカハラ」。大学などの教育・研究機関で起きるハラスメントのこと。立場を利用して、権利が強い立場の人が弱い立場の人(学生や部下など)に対して不適切な指導や行動をする事です。

ハラスメト事例

学習や研究活動の妨害:  研究資料を貸さない、雑用を頼み研究が出来ない、授業を受けさせない、希望してない研究の押し付け、必要な指導をしないなど。

進級や卒業の妨害:  単位を与えない、卒論を受け付けなかったり、正当に評価されない、留年の強要。

進学や就職の妨害:  希望していない進路や就職のあっせんなど。

権力の濫用:  研究の失敗による費用請求、恐喝によりプライベートを聞き出すなど。

暴力や誹謗中傷:  立場を利用しての「いじめ」や「嫌がらせ」。暴力、暴言、罵倒、誹謗中傷など。

研究やアイディアの盗用:  指導の目的で目にした論文などの盗用、論文の著者に自分の名前を入れるなど。

プライバシーの侵害:  教育・研究などに関係ない質問をする、プライベートな自由な時間にも連絡をして身柄を拘束する、食事などに付き合わせるなど。

もしもアカハラ被害者になったら?

「アカデミック・ハラスメト」被害者となったら、我慢をしてしまえばエスカレートしてしまう可能性が大きいため、適切な対応をしなければなりません。アカハラの証拠を集めて、相談窓口や外部の相談機関に相談する事が大切です。

まとめ

岡山大学で「アカデミック・ハラスメント」を受けた非常勤講師は、大学のハラスメト相談室に相談をした所、加害者である60代女性教員に正当な対応と処分を下しました。ですが、より「ハラスメト防止」に向けた対策を講じる事が大学にも求められます。

「ハラスメト」により、1人の人の人生が健全ではない方向へ変わってしまうことを許すことは絶対にしてはいけません。加害者側も自分がしてしまった事実を受け入れて反省する場がすぐ隣になければ、「ハラスメト」はよりエスカレートします。この事を踏まえて、健全な教育や研究、人間関係を作る環境の確保に努めて行きたいですね。

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